福岡事件年表


1947年(昭和22年) 5月3日 日本国憲法施行
5月20日 事件発生
7月2日 第一審(福岡地裁)
 ・新憲法下での旧刑事訴訟法,及び応急措置法適用.
1948年(昭和23年) 2月27日 第一審判決 西武雄・石井健治郎死刑
1949年(昭和24年) 3月12日 控訴審(福岡高裁) 
   ・刑訴法施行法第2条により,旧刑事訴訟法適用.
1951年(昭和26年) 4月30日 控訴審判決 西武雄・石井健治郎死刑
即日上告
1953年(昭和28年) 秋頃 古川泰龍 福岡刑務所の死刑囚教誨師に就任
1956年(昭和31年) 4月17日 上告棄却
7月27日 第1次再審請求(石井)
12月3日 請求棄却
1957年(昭和32年) 6月3日 第2次再審請求(石井)
10月7日 請求棄却
1959年(昭和34年) 8月10日 恩赦出願(石井)
1961年(昭和36年) 春頃 古川泰龍 福岡事件再審運動を決意
11月27日 恩赦不詮議(石井)
1962年(昭和37年) 3月 古川泰龍・塩尻公明氏 植木法務大臣訪問
1963年(昭和38年) 4月 古川泰龍 『真相究明書』脱稿
出版費用のため托鉢行脚
5月23日 古川泰龍 教誨師辞任問題が参議院で取り上げられる
法務省が古川に教誨師辞任を迫ったことが契機
7月 古川泰龍 『真相究明書』出版
1964年(昭和39年) 8月3日 第3次再審請求(西・石井)
11月28日 請求棄却
1965年(昭和40年) 5月28日 第4次再審請求(西)
6月8日 第5次再審請求(石井)
7月5日 請求棄却(西)
1966年(昭和41年) 4月19日 請求棄却(石井)
1968年(昭和43年) 4月 神近市子参議院議員「死刑囚再審特例法案」提出
福岡事件もこの法案に含まれる
1969年(昭和44年) 7月8日 西郷法務大臣が「再審特例法案」に代わり
該当事件に関して恩赦を積極的に運用する旨言明
8月30日 恩赦出願(西・石井)
1975年(昭和50年) 5月20日 最高裁 白鳥決定
6月6日 恩赦不相当(西)
※西には6月17日まで知らされなかった
6月17日 死刑執行(西) 恩赦減刑(石井)
1981年(平成元年) 12月8日 仮釈放(石井)
     
2000年(平成12年) 8月25日 古川泰龍 逝去
2005年(平成17年) 5月23日 第6次再審請求(西継承人・石井・F)
2008年(平成20年) 11月7日 石井健治郎 逝去
2009年(平成21年) 3月31日 請求棄却
4月3日 特別抗告申立
11月24日 特別抗告棄却
     

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